7月26日、吉祥寺スターパインズカフェ。
染谷俊、西広ショータという二人の稀有な才能の持ち主と一緒に歌えるのは至福としか言いようがない。
旧知の仲だけど、会場入りしてからもベタベタ一緒にいるわけじゃなく、それぞれ、自分のステージに向かってそれぞれの時間を過ごしている。
弾き語りの世界では自分はまだ未熟者なので、リハーサルのやり方や、出番までの時間の使い方なんかをそれとなく観察していると、とても勉強になるのである(笑)
久しぶりに会った二人はいつだって前進している。本番では染谷さんが歌う「叔父さんの歌」に泣かされたし、ショータくんの新曲の追い打ちをかけるように畳み込む言葉たちには思わず唸ってしまった。
こういう状況でも、自分は自分以上の歌を歌えないのでマイペースで本番に臨めるようになったことは少し成長かもしれない。
アンコールでは、「吉祥寺で会いましょう2」を披露。
裏にハケた瞬間に染谷さんが缶ビールを準備しておいてくれた。タイミング、さすがだ。
また近いうちに、交差点でばったり会ったみたいに、集まって歌が歌えたらいいな。
明日(7/26)は、弾き語りのライブだ。
大好きなハコ、吉祥寺star pine’s cafe。
ビードローズがライブを始めた頃、いつも吉祥寺の曼荼羅に出演していた。
その頃は、曼荼羅で認められると、ようやく次のステップとして、
スターパインズに出演できるという流れがあった。
若い頃の刷り込みみたいなものだから、
今でもスターパインズの階段を降りる時はワクワクするのだ。
ライブがある時は、だいたい、本番の3日前から個人的にスタジオに入って
声を出すことにしている。そうじゃないと、体の内側が凝り固まっていて
なかなか歌を歌う声にならないからだ。
しかもギターを持たずに、歌に集中して練習することにしている。
(逆にツアーの時はどんどん体が慣れていくので、
どうやって体を休ませるかが課題となる。)
これは年齢を重ねるごとにきちんとしないとダメになってきた部分である。
けれども、年を重ねることで余計な力が抜けてきたり、
会場の雰囲気にに慣れたりできるのは大きなアドバンテージだと思う。
明日は染谷俊、西広ショータ、佐藤亙の3マンである。
気心しれた先輩と後輩だけれど、僕は唄うたいの二人をとてもリスペクトしている。
なので、負けない歌を歌いたいと思う。
前回のスターパインズでの3マンで3人で作った曲、
「吉祥寺で会いましょう」のパート2を、ショータくんが作って音源を送ってくれた。
当日、それぞれに歌詞を持ち寄ろうという算段だ。
どんなライブになるのか、今からとても楽しみにしている。
平日の吉祥寺ですが、ぜひ、皆さん足を運んでください。
週の真ん中の水曜日にしか聴けない歌もあるはず。
吉祥寺STAR PINE’S CAFE【再会〜始まり】
2023年7月26日(水)東京/吉祥寺STAR PINE’S CAFE
出演:染谷俊/佐藤亙(ビードローズ)/西広ショータ
開場19:00 / 開演19:30
前売り料金3,500円(オーダー別)
https://tiget.net/events/243937
前回、2022年5月の時の様子。この写真、すごく好きです。
というわけで、一人で黙々と歌うのである。黙々とは歌えないか。
日々、濃密すぎてなかなか時間が取れなかったのだけれど、
少し落ち着いたので、7/8からの北海道・十勝での3日間のことを思い出そうと思う。
僕は最近、「北海道に出稼ぎに行く」と、
冗談だけど冗談ではなく言ったりするのだけれど、
地元・北海道のみなさんにこれを話すと結構笑ってくれる。
でも冗談ではなく、豊かな十勝にとてもお世話になっているのである。
3日間の予定ならば全ての日に予定を詰め込むのが恒例になっている。
今回も、定宿のご主人のまささんに、
「もうちょっとゆったりする時間があっても良いのでは!?」と言われるほどだった。
でも、時間を無駄にせずに音楽をできるだけやりたいと思うと、
どうしても詰め詰めになってしまう。大いに反省する点ですね。
初日。朝4時に起きて、いつものように第一便でとかち帯広空港に向かう。
十勝平野と日高山脈の間にうっすらと雲がかかってとっても美しい。
着陸前の景色。
空港に迎えにきてくれた流さんとともに、まずは本日のライブ会場、ますやパン・麦音に向かう。
ここは日本一の敷地面積を誇るお店で、麦音の庭はちょっとした公園くらいの広さがある。
そこに作られた特設ステージで歌うのだ。
「ネジリドーナツのうた」(作詞・作曲 : 流 編曲 : 佐藤亙)がリニューアルしたので、
それを記念してのライブ。毎月8日はネジリドーナツが88円になる。
この3日間は猛暑が予想されているらしい。
でも、庭の木陰で風に吹かれながら、とても気持ちの良い時間を過ごしてくれたようなので、何よりだった。
(ちなみにステージの自分の場所には直射日光が容赦無く降り注いていた。
流さんのところはタープの影で涼しそうだったのでちょっと文句を言ったら、
ローカルヒーローのところに光が降り注いでいるんだよとかわされてしまった)
まぁとにかく、ますやパン並びに麦音の皆様には大変お世話になっていてありがとうございます。
自分的には日本一美味しいパン屋さんです。
14時すぎにますやパンを出て、新得町の新内ホールへ。
明日のライブの準備…と思いきや、ちょっとしたレコーディングを入れていたのです。
しかし、ものすごく暑い。避暑にきたら酷暑だった、Tokachi Acoustic Unionのレコーディングの時を思い出す。
木造の小学校を改築した建物にはもちろんエアコンなんて無い。
準備だけ終わらせて、夕方から再開して、無事に終了。
翌日は快晴。新内ホールでの流&佐藤亙の2マンライブは14時スタートにしたのだけれど、
開演に向かってどんどん気温が上がっていった。
たくさんの方にご来場いただきました、ありがとうございます。
快晴の新内ホール。(旧・新内小学校)
最初はトークも快調だったのだけれど、だんだんと朦朧としてきて、会場にいる全員で何かの我慢大会をしているような気分になった。
客席の後方はひな壇になっていて、膝に手をついて聴き入ってくれている皆さんは、さながらサウナでじっと汗を流しているかのようであった。
でもやはり美しい響きは変わらず、あとで写真で見せてもらったライブの風景もとても印象的だった。
この方達がいないと、良いライブは成立しません。新得の専属PA林さん、菊地さんご夫妻。いつも最高の環境をありがとうございます!
やっぱり好きだな、このホール。
次回は夜か、もっと早い時期にしようと心に誓った我々でした。
翌日は昼の便で東京に戻る予定だったのだけれど、
流さんが国際農業機械展で開催されている食彩祭りの野外ステージに出演することが決まったので、
飛行機を最終便に変更してギタリストとして出演。
本日も晴れ。気温は昨日より上がるらしい。
リハーサルは9時、本番は今日も14時。
会場に到着すると、Tokachi Acoustic Unionの三味線・唄の加藤恵理奈さんがいて、再会を喜んだ。(僕らの前の時間の出演)
そして、帯広のライブハウス、Studio RESTのなおさんとやまちゃんにも初めて会えた。
流が高校時代からお世話になっているというスーパーPAの谷尾さんにもご挨拶。
確かに。スピーカーのチューニングがこれ以上ないほど極上である。
国際農業機器展は5日間の予定で空港にほど近い会場でやっていたのだけれど、全部で15万人(!)の人出だったそうだ。4年に一度開催されて、今年はコロナの影響で5年ぶり。
食彩祭のステージと食のお店を囲むようにとんでもなく大きな機械やらが展示されていて、ものすごいお祭りでした。
加藤恵理奈さんの唄と三味線を楽しんだあと、自分たちは、最終日、最後のステージ。
広い広い十勝の空に響く流さんの歌声は本当に最高だった。この土地に合う歌、歌声。
午後は麦音に戻り、大川原さんと秘密イベントの打ち合わせをして、杉山社長にソフトクリームをご馳走になって、最終便で東京へ。
あまりの人の多さと蒸し暑さで倒れそうになりながら自宅に到着。
たくさんたくさん、ありがとう。また来月、出稼ぎに行きます(笑)
8/5に北海道・新得町のレストラン、ラ・モトリスにて開催される、
流&佐藤亙ディナーライブはおかげさまでSOLD OUTとなりました。
とっても嬉しい。
なにしろ、初めて行くとなかなかたどり着けない場所なので
(慣れるとそうでもないけど)
宮沢賢治の「注文の多い料理店」にいくつもりで来てください。
(怖くないですから…)
さて、今週末は十勝3daysである。
7/8は麦音の庭でシン・ネジリドーナツライブ。
(こちらは麦音のパンを買えば、無料で見られます。
12時からは恒例のネジリドーナツジャンケンもあります。
じゃんけんに買ったらネジリドーナツがもらえます。
基本的にはこどもたちが参加するものだけど、大人も勇気があったら参加してください。)
そのあと、新得に移動して、ちょっとしたレコーディングをする予定。
翌、7/9は新内ホールでの流&佐藤亙2マンライブ。
元小学校を改築した建物は、豊かな暖かな音の響き。歌を歌ったりアコギ を弾くのに日本で一番好きな場所です。
北海道のみなさん!ぜひ、体験しに来てください。
7/10は国際農業機器展の会場で開催されている食彩祭に流さんが出演するので、
サポートギターを弾きます。TAUの三味線&唄の加藤恵理奈さんも出演するそうなので再会が楽しみだ。
翌11日はビードローズの配信ライブ。これまたオンラインでみんなに会えるのが楽しみ。
というわけで、今週は準備準備の一週間である。
全ての機材を手で持っていくわけにはいかないので、日本が誇る”宅急便”にお世話になるのだけれど、
念のために金曜日に届いておくようにすると、水曜日には発送しなければならない。
あれこれ、忘れ物のないように。
そして、歌への準備も必要だ。ライブに向けて、歌える体に徐々に整えていく。
(要は練習するということなのだけど)
ライブの準備で楽しいのはエフェクトボードを組むときだ。
毎回ちょっとずつ工夫しながら、でも必要最小限に。
ラジオを聴きながらエフェクトボードを組んでいる時間が、今のところ一番幸せな時間です。
2023年後半のライブに向けて、準備を進めている。ライブハウスの皆さん、共演してくれる皆さん、一緒に計画を進めているお店、などなど。
自分のソロのライブも結構あるので、そちらも。宣伝用の画像を作るのもその仕事の中の一つである。
結構たくさんの画像を一気に作ったのだけれど、やっぱりミスがあった。。日付を間違えてた。そのままだとソロのバースデーライブとバンドの配信ライブを同時にこなすことになるところだった。
最終的な確認って、本当に大切ですね。
譜面を作るときもそう。ばーっとすごいスピードで拵えていくのだけど、あとできちんと最初から一緒に演奏してみると必ず間違いが2つか3つは見つかる。リハーサルで見つけることもある。
初速は速いんだけど、減速も速いタイプなのだ。だから、最後まで集中力をどうやってキープしていくかが1番の課題となる。のである。
というわけで、3ヶ月連続配信ライブの画像を直しました。第一回は7/11の夜8時からです。(間違ってないよな…)
この日は、乾杯しつつ、曲もたくさん演奏しつつ、皆さんからのちょっとしたお便りや当日のコメントも大事にしつつやりたいので、事前にメッセージもらえると大変嬉しいです。どうぞよろしく。
本格的に夏が始まった気がする。
近所のプールに行ってきた。
日頃の運動不足解消のために、週に一度は行きたいと思ってるのだけど、気がつけばかなり久しぶりである。
自分の場合、15分だけ泳いですぐに帰ると決めている。そうすれば日々の業務に支障が出ないくらいの時間で戻れし、ちょうど良い運動量になるからだ。
50メートルプールを15分で5往復、500メートル。
自分としてはこれ以上早くは泳げない。日によっても疲れが違う。
時々すごく優雅に魚みたいに泳ぐ人がいるけどとてもうらやましい。
朝一番に行ったのだけれど、シニアの方々を中心に大変賑わっていた。ゆっくり泳げるかなと思っていたのだけど、なかなか難しい。
でも親友のHくんは仕事帰りに誰もいないプールで泳いでいて、監視員の人と1対1でずっと見られててなんとも恥ずかしかったと言っていたので、まぁいいかとも思う。
さて、帰って仕事仕事。
ご予約はじまりました
毎日、寝苦しい割にはたくさん夢を見てたくさん寝てしまっている今日この頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
集中して何かをやろうとすると途端に連絡が入ったりする。クリエイティブなことに割ける時間は限られているので、なんとか頑張りたいものである。
で、今日はとにかくライブの告知資料をたくさん作っていました。
みんなが来てくれるといいなぁと願いつつ。
今日は、8月と9月の阿佐ヶ谷ハーネスのライブのお知らせです。
まずは、生誕祭!
45になろうとしているのに、自分で自分の生誕祭でもないだろうよ、
と自分では思うのですが、ここ数年、欠かさずにやっている誕生日(に近い)ライブです。今年は8/11山の日です。
実際の誕生日はのび太くんと同じ8月7日なのですが、近い休日ということで。
チケットのご予約は明日6/29の正午からです。とにかく、来てくださることが最高のバースデープレゼント。よろしくお願いします。
https://tiget.net/events/256502
そして9/2に、流さんとの東京2マンが決定しました。
今年中にニューアルバムを発売予定の流さん。レコーディング週間直前なので、新曲もたくさん聴けることでしょう。自分はわりとギター弾きっぱなし状態になるかもです。ぜひ、万象お繰り合わせの上、ご来場ください。
ご予約は明日の夜8時スタートです。
https://tiget.net/events/256494
9月、10月のビードローズライブツアーも詳細が出揃いつつあります。
また追ってお知らせしますね。
明日は、これまたちょっと自分にとっては大きなアナウンスがあるかもです。
先日の和-IZUMI-さんライブの写真をいただきました。
カメラマン安田明雄さんとヘアメイクの木戸出さんのおかげで、5割増くらいな姿になっています。
プロってすごいなー。
8月5日に森の中のレストランでのライブがあります。
2020年にも、流さんと開催した北海道・新得町のラ・モトリスにて。
タイトルは、「音楽の多い料理店」。
冬のラ・モトリス。
作家の宮下奈都さんのエッセイに、「神様たちの遊ぶ庭」という、トムラウシでの生活を描いた本があります。
宮下家が福井から移り住んだ1年間の記録。
キャンプで元・銀座の懐石店のシェフが次々に天ぷらを揚げていて、それがとてつもなく美味しいという場面が出てくる。
うわー、いいなぁなんて読んだ覚えがあるのだけれど、何を隠そう、そのシェフがラ・モトリスのシェフである。
シェフはあまり余計なお喋りをしないタイプの人だけれど、ライブで十勝を訪れると、大きなチーズパンを焼いて差し入れてくれたりする心優しい人だ。
シェフの作る料理は彩りも良く、味ももちろん素晴らしい。てきぱきとホールでの仕事をこなして料理の説明をしてくれる、明るくて素敵なマダムとお二人でやっている店だ。
お店は天井がドーム型になっていて、音が暖かくふんわりと降りてくる。
アップライトピアノの優しい響きも聴ける。
シェフのワンプレートディナーがついたスペシャルライブ。ご予約始まりました。
限定20名なのだけれど、残り少ないようです。ぜひ。
⭐︎ラ・モトリス 10周年記念ディナー & ライブ⭐︎
“音楽の多い料理店”
出演 : 佐藤亙 & 流
2023.08.05(土)
新得町 ラ・モトリス
北海道上川郡新得町字上佐幌西3線23-4
18:00 オープン・ディナー
19:00 ライブスタート
料金 : スペシャルディナープレート付ミュ
ージックチャージ 5,000円(1drink別途)
予約・問合せ
090-6999-2706 (菊地)
jk8gqd@gmail.com
※予約キャンセルの場合は2日前までにご連絡いただけますよう、ご協力をお願いいたします。
ひたすらアレンジをする日。
アレンジ=編曲である。結構、たくさんの曲を今までアレンジしてきたなぁと思う。
ものすごくパッとアイデアが浮かんで直ぐに完成する日もあれば、一日ウンウン唸って結局全然進まない日もある。昨日は後者であった。
アレンジといってもデモも兼ねているし、本番でも使う演奏があるかもしれないので、真剣に演奏する。結局差し替えることになるとしても。なので、結果が出ない日はすごく疲れるのだ。
まぁ、でも、そんな日もあるか、と、軽くいなせるようになってきたのは年齢を重ねたからだろうか。
何か新しい楽器が欲しいなぁ。