旅立ちの朝の光を 昨日の夢の記憶を 抱きしめながら歩こう
明日僕らは旅に出る
悲しみをこらえながら 生きてきたこの日々も
とりあえず置いていこう
初めて触れた君の頬から 知らない景色が見えたよ
遠くへ 遠くへ 見たことのない世界へ
明日僕らは旅に出る 揺れるこの日々を抜け
花は咲き誇る 鳥は空高く
風を手のひらに 月を追いかける
明日の為に靴を磨いて 明日の為に眠る
生きてく意味なんてそれだけでいい
君の為に歌を紡いで 君の為 働きに出て
生きてく意味なんてそれだけでいい
馬鹿げているほどロマンチストでも 盲目のファシストでも
同じ星空を見上げるだろう
やがて来るさよならの為に 明日僕ら旅に出よう
遠くへ 遠くへ 見たことのない世界へ
花は咲き誇る 鳥は空高く
風を手のひらに 月を追いかける
魚眼レンズの雲が円を描いて流れていく
その行き先は風を切るというより受け止めている
モノクロームの雲が喜びの雨を降らしていく
その視線には途切れた眼差しなど見つからない
孤独は背中に背負っている 重くはない
自由と名を変え 背負っている
風を喰らって生きる人になり
踊らされるその前に踊らせてやれ
ロードソングを歌う声がどこかから響いてくる
このくすんだ夜空の向こうには 何かがある
孤独は二人で分け合ってる 軽くはない
それでも二人で分け合っていくのさ
風を嫌って隠れているより
その壁を破り捨てて吹きさらしの道へ
全ては真っ白なこの紙から ただまっすぐなこの道から
聞こえる音を歌に変え 見上げる空に色をつけて
僕らの足跡でできる道 そこに咲き誇る花々を
誰にも負けない魂を 忘れないで走り抜けろ
物語を始める勇気をくれたこの大地に感謝を
小さな人を疑うより何度でも裏切られてやろう
銃口がそんなに偉いのなら鉄より熱い意思を持とう
あいつが裏で罵るなら目の前で歌えこの歌を
風を喰らって生きる人になり
踊らされるその前に踊らせてやれ
風を喰らって生きる人になり
踊らされるその前に踊らせてやれ
目を閉じて動かないで この世界を嘆かないで
歩き出した僕の背中 思い描いて足を出して
すべてすべて変えられる君の力で
やがてやがて現れる 新しい風に触れにいこう
あぁ そして僕を見て 悲しい僕を見て
その美しい目で
あぁ呼びかけるこの声を 聞き逃さないで
そして僕を見て
鳥のように羽根伸ばして 冬の空を飛んでいける
その強さをその光を 僕はずっと見続けてた
すべてすべて見透かせる君の力は
どんなどんな醜い景色さえ 素晴らしい世界に変えていける
あぁそして僕を見て 悲しい僕を見て
その美しい目で
あぁ降り続く白い雪を 舞い上がる風花を
今僕に見せて
あぁゆっくりと積もりゆく この雪も時間も
ただ過ぎ行くだけなの?
あぁだから僕を見て 悲しい僕を見て
その美しい目で
マキシシングルシリーズ 第3弾
(SOLD OUT)