僕らの歌声を聴いて いつもの歩道橋の下で
この日々をこの日々をどうか捨てないで生きていて
あぁ 僕からはありがとう
明るいふりして泣いている そんな姿知らなかったよ
君からの手紙届いた ある蒸し暑い日の午後に
あの角を曲がれば 聴こえてくる
夕暮れを歌った声に乗せた君の想いがほら
僕らの歌声を聴いて いつもの歩道橋の下で
この日々をこの日々をどうか捨てないで生きていて
くり返す同じ朝が高い壁に思えても
これからもこれからも あきらめないで生きていて
あぁ 僕からはありがとう
明日がとても待ち遠しくて 眠れないような夜もあったね
そんな気持ちを忘れたら 僕らの場所へおいでよ
優しさはいつだって 気づかない所にあり
過ぎ去った思い出が 君の胸を熱くえぐり取る夜も
僕らの歌声は遠く 君の場所に届くかな
君といたあの街まで 悲しみは追いかける
それでも喉枯れるまで 歌い続けた日々がある
それだけでそれだけで 僕は胸を詰まらせるよ
あぁ これからもありがとう
夢の中までふざけあってこの毎日を過ごせばいい
長いようでとても短い人生を生きる力
それはきっと君のことで君にとってもそうありたい
答えはほら いつだって あの日響いて消えて行った 僕らの歌声に乗って
いつか離れる時が来て すぐに会えなくなっても
この日々を この日々をどうか捨てないで生きていて
繰り返す同じ朝が高い壁に思えても
これからもこれからもあきらめないで生きていて
あぁ僕からはありがとう
雪の降る街にするか あたたかな風の街か
それともご無沙汰してる 自分が生まれた町か
思いめぐらせていても そうしても行き着くのは
君が今住む町 君が歩いてる町
今すぐにこの歌を 僕の右手に乗せて
左手は何も知らない 君のため空けておいて
今すぐに出かけよう あの橋を越えていこう
空っぽのポストだけが 僕にさよならをした
忘れようとした君への想いが
胸の奥のコード 鳴らし続けてる
探し続けてる 探し続けてる
君が見えてくる
最初の言葉は 何が似合うだろう
色んなところへ 君を連れて行こう
窓から入った新しい景色が 頬をなでていく
忘れようとした君への想いが
胸の奥のコード 鳴らし続けてる
探しにいこうぜ 見つからなくても 君が見えてくる
君が見えて来る
滑走路をまっすぐ加速して 厚い雲を一瞬で抜け出す
僕らの日々はこんなに簡単に 青い空には届かないけど
曇り空の向こうをイメージして
メロディー浮かぶままに歌って行こう
日々を重ねていくたびに 大切な人が増えてしまう
たとえ失うことが怖くても 僕らは 進もう 愛へ
鏡に映る自分の顔を見て また今日という一日が始まる
時々友達が結婚したり 家族が増えたニュース飛び込む
空に浮かぶ 月が語りかける
君は一人さ けれど決して一人じゃない
君が磨いていく日々を 曇らす誰かに出会っても
あいつよりも誰よりも強く 僕ら、愛へ
君と摘み取った花を 空にかざしてみる
名も無き僕らだけど 名も無きものに心震わせていたい
君と 君と紡いでいく日々に
大切なものが増えてしまう
たとえ全て失ってしまっても
僕らは進もう 愛へ 愛へ 愛へ
この世界の果ての ちいさな島に生まれてきた
僕は忘れないよ 君に会えた僕の日々を
あの日語った海辺に咲く花は もうないけど
心の隙間に風が吹いたから 思い出すよ
小さな言葉で 自分を責めて
短い眠りにつく君を見てきたよ
いつまでも笑っていてよ
あしたもあさっても 色とりどりの歌で
時々は思い出してよ
世界で ただふたりだけに響けばいい そんな歌を
いつまでも歌っていてよ
あしたもあさっても 色とりどりの歌で
時にはただ君の言葉が
明日を生き抜く力になるよ 歌って 愛を歌って
この世界の果ての ちいさな島に生まれてきた
僕は忘れないよ 君に会えた僕の日々を
きのうの夜から明るくなるまで
むかしの映画をみていたよ
主役の女のふとした仕草で
君を思い出してたよ
あぁたいしたこと うたってないうたが
心ににじむよ
すきなもの ひとつだけ ひとつだけ みつけて
ただそれを たいせつに たいせつに できたなら
あぁそれだけでいいんだけどな 死んでしまうまで生きていけるな
いつからか僕たちは ただ はなればなれ
描いてた自分さえ忘れてる
ややこしい色々がつぎからつぎへと
目覚ましのベルの音 聞き飽きた
やがて朝が来て すべてわかるだろう
声が聴きたいよ
すきなひと ひとりだけ ひとりだけ みつけて
そのひとを たいせつに たいせつに できたなら
それだけでいいんだけどな 死んでしまうまで生きていけるな
ぼくがきみを わすれるように きみもぼくを わすれるのかな
ぼくがきみを わすれなければ きみもぼくを おぼえてるかな
きのうの夜から明るくなるまで
むかしの映画をみていたよ
ずっと止まない空 見上げてた
「もういいよ」小さく肩をすくめる
想いは放物線描いて
いつもアスファルトに落ちた
ケムリと人の息 この空の下何を想うの?
「君は笑っていて」何となくそう思う
立ち止まることは許されない
躊躇わず呑まれる黒い渦
ケムリ臭い街に降り立った僕は何が出来るの?
どこに向かってるのかわからず 途方に暮れる
ねぇ、ここで生きるために
うまくやれるやり方教えてよ
覚えてきたイタミとあきらめはそれに近いかい?
教えてよ
もしも真面目な話をしても 軽く冗談にしてほしい
きっとその方が楽ちんで 明日、思い出さずにすむ
ケムリに巻かれ 本当のことがうやむやになってく
そんな時、いつも君にアイタクテ...
ねぇ、君に伝えるため
うまくやれるやり方教えてよ
「いつも僕が悪いんだろう...」
火を付けケムリを吐き出す
ねぇ、僕を生きるために
言い訳をする僕を許してよ
“強くなりたい”と願う 弱さを見せたら笑うかい?
遠くで君が泣いている
鳥たちは鳴くのをやめている
みずたまりが円を描く
けれどいつか空を映す
遠くで君が泣いている
鳥たちは鳴くのをやめている
みずたまりが円を描く
けれどいつか空を映す
LaLaLa この雨が過ぎ去ったら
LaLaLa 悲しみが消えないなら
とても時間がかかるけれど
星空を越えておいでよ
初めて君と見た海へ連れて行こう
空に月が溶けるように 悲しみが消えた
LaLaLa この雨が過ぎ去っても
LaLaLa 僕らの日々は続く
面倒なことばかりだけれど
君と世界を超えて行こう
愛のことば探す ふざけすぎてふとため息
君のそばで君のそばで
本当のこと 言えずにいる
愛のことば探す 長い旅に出かけていく
君のそばに君のそばに
いつまでもいたいけど
犬になって 猫になって 一日中横になって
すぐそばで 君に触れていたい
けれどきっと いつかまた 船に乗って でかけるぜ
この広い星の裏側へ
さよなら言わないけど また会えると約束しよう
君のために僕のために 僕はきっと帰ってくる
愛の言葉探し その答えを みつけたなら
僕は君をすぐに呼ぶよ 二人でそこで暮らそう
二人で夢を見よう
夜が明ける 僕の心は痛む
誰の為に泣いたらいいんだろう
たどり着く 場所さえも知らずに
走り出すのも悪くはないだろう
青色の空の向こうに
忘れてきた約束 探しにいくのさ
君がそこにいれば 優しさ願い歌う
ちっぽけな僕の姿を許そう
君がいてくれれば 悲しみ笑い飛ばし
目の前の君の涙も拭おう
君のこと好きになって僕は
同じ歌ばかり繰り返し願いた
大切な想いを少しずつ
重ねていけば きっと届くだろう
僕らは、甘い未来を
馬鹿みたいにくりかえしくりかえし
歌って行く
夜が明ける 僕の心は気づく
君のために泣いたらいいんだろう
目が覚めればそこは まだ誰も知らない未来
忘れてた約束を思い出す朝に
君がいてくれれば 優しさ願い歌う
目の前の君の涙も拭おう
目の前の悲しみ 笑い飛ばそう
甘い未来 淡い期待 つらい想い 強い願い
毎日毎日君に手紙を書くけれど
言葉ばかり選んでは捨てている
星も虹も見えない真夏の夜には
ただうつむいて歩く僕がいるよ
気がつきゃ 30 の夜明け前
君の名前をそっと呼ぶよ
この世界にはどうしようもないことばかりがあるのだと
身を持って知って我慢しては泣いて
声にならないこの想い 優しく抱いて眠ってる
君の名前をそっと呼ぶよ
あぁ 奇跡のようなやわらかさ 雲が切れて輝く月
すべてのもの受け止めたら いくよ そこへいくよ
この世界にはどうしよもなく 好きになる人がいるのだと
身を持って知って手をつないで別れて
背中や仕草 甘い声 風が運んだあの香り
思い出すだけでそれだけで
あぁ 奇跡のようなやわらかさ 雲が切れて輝く虹
すべてのもの引き換えにしても いいよ それでも
あぁ 奇跡のようなやわらかさ 君にもう一度逢えるのなら
すべてのもの引き換えにしても いいよ それでいいよ
2ndアルバム。1曲目の、最も印象的なナンバー、「路の上」は、3年以上に渡って
ストリートライブを行ってきた彼らにしか表現できない音楽だ。
まさに"路上"で歌を歌い、そこに集う仲間や、通りがかりの(もしかしたら)一期一会になるかもしれない
人々との出会いや別れを歌っている。
小淵沢にある”星と虹レコーディングスタジオ”にて録音された、オーガニックなバンドサウンドが心地よい。