可能性に酔っちゃって だけど気になるのは君さスパイダー
可能性に賭けちゃって 馬鹿を見るのも悪くないなんて
可能性は七色で 何でも暴いちゃう君はスパイだ
可能性も無視しちゃって 決めつけるなんて悪い冗談さ
君の事好きだなんて一言も言っていないでしょう?
君無しじゃ生きて行けないって 僕をからかわないでよ
もっと もっと 歌って
もっと もっと じらして
もっと 声を 枯らして
もっと 大きな 愛で
奏でていたいのは僕らのロックンロール
もっと もっと 歌って
もっと もっと じらして
もっと 声を 枯らして
もっと 大きな 愛で
奏でていたいのは僕らのロックンロール
見つめていたいのはピンクの双眼鏡
奏でていたいのは僕らのロックンロール
ある良く晴れた木曜日の朝
僕はパンを齧りコーヒーを飲み干した
昨夜のうちに友達に借りた
真っ赤なボルボで旅に出るのさ
カーラジオからは渋滞と天気と世界のニュース
誰かと誰かが無人島を巡って争っている
どうやら地球はお金で買えるものらしい
からっぽの助手席を風が吹き抜けて行く
君がいない 君がいない
エアコンが壊れているって 聞いていなかったけれど
窓を全開にすればなんとかしのげるものさ
取り返しのつかない過去をたくさん作って来た僕だ
これくらいは何でもない事なんだよ
あぁ毎日が僕を狙い撃ちして待ち伏せて
バラバラになるまで くりかえし叩き付けようとしている
あぁいいよ 何もかもすべて持っていってくれよ
子供の頃 朝日はあんなにもまぶしく見えた
君がいない 君がいない
すべての答えは風の中で
誰にも捕まらずにメッセージを隠している
夕暮れに染まりゆくガソリンスタンドで
僕は気づいてしまったんだ 簡単なこと
君に会いたい 君に会いたい
陽が落ちて丘の上に出れば
家々の灯りが星のように煌めいて見えた
二人が約束したあの小さな町の入り口で
僕は夜明けを待つことにした
誰もが誰かを必要としている
誰もが新しい何かを探そうとしている
けれど決して誰も教えてはくれない
悲しいからこそ美しいと感じられることを
君に会いたい 君に会いたい
星を消しながら現れる朝焼け ひとしずく涙 こぼれ落ちたなら
もう一度やり直してみよう もう一度やり直してみよう
夜明けの青さに 憧れて生きてるんだ
僕が死ぬまでに 同じ色はないはずだ
指切りをして 約束を交わそう
君が生まれた日 赤い血が流された
体の隅々に 強烈な光に似た
君と生きること決めた日の
この奇跡をただ受け止めよう
深く沈んでた 昨日までの僕は
新しい光を 言葉にできない
孤独 どこまでも強く 愛せたなら
君の指先を 探して 歩き出せばいい
これから目にする いくつもの喜びと
これから手にする いくつもの悲しみを
どれだけ深く愛せるのだろう
時々は激しく叫ぶだろう
あるがままの僕で応えよう
すべて見透かして涙たたえている
その黒い瞳が壊されないように
いつかありふれた愛が世界中に
バラまかれていても 約束忘れはしない
夜明けに歌え 歌え 歌え
Listen to the rain
落ちて来たレインボウ
手のひらにそっとのせて祝おうぜバースディ
Listen to the rain
落ちて来たRain drops
泣いてることさえ優しさで隠して
ホーボーの月 もうあちらこちらに出てる
30越えてギター抱えディランの真似 風はどこへ行く
Listen to the rain
退屈なRadio
なかなか流れない気になる気象予報
Listen to the rain
君が着たレインコート
水玉のシャツが濡れないように踊ろうよ
本当の僕は僕らしくもないでしょ
迫り来る重圧に
古いドア蹴飛ばして 虹があふれる庭で
Dance Everybody 見たことないステップで
そこらじゅう光射して 舞い上がる星とメリーゴーランド
かまわずにDance Everybody 滑稽なパパ ヒステリーなママも笑うの さ
手のひらに輝くレインボウ 落ちて来たレインドロップス 七色のパノラマ
Listen to the rain
Listen to the rainbow
Listen to the rain
Listen to the rain drops.....
灯りの消えた午前4時頃
月明かりの丘を越えていこう
積み重なった毎日を
失いかけたラブソングを 歌おう 歌おう 歌おう
秘密のスロウボートに乗るよ
星空の丘を越えていこう
圧倒的な才能も
宝石のような歌声もないよ だけど 歌おう
その歌声に架かるレインボウ
誰かがどこかで 君を必要としてる
その歌声に光るレインボウ
君の言葉で 誰かが今日を生きていく
見たことのない世界を見よう
約束の丘を越えていこう
ただのイカれた奴だと
誰かが君を笑うだろう だけど 行こう 行こう
その生き方に架かるレインボウ
誰かがどこかで 君のことを想ってる
その歌声に光るレインボウ
君の言葉で 誰かが目を覚ましてる
君だけの歌を 君のラブソングを そっとあげよう
君だけに歌おう 君にラブソングを そっとあげよう
Anywhere you go
Anytime anywhere you go
そう 知っている
昨日までとは違うってこと
細い月 淡く照らし そっと導いてく
今夜 このまま
遠く知らない街へ行こうか
寂しく微笑む瞳が震えてる
正しい距離 続いてく オレンジの灯り
帰れない二人は恋に落ちた
「寒くない?」
「大丈夫」と肩寄せた
このままずっと このまま
何も語らない
沈黙はとても甘く切なく
細い月だけが二人を許してくれる
約束の無い 次の朝は 笑って会えるの?
こんなキレイな夜は嫌いだと言う
移ろう気持ちだけに そっと怯えてる
痩せた指 頬に当てる
戻れない二人は恋に落ちた
「寒くない?」
「大丈夫」と肩寄せた
このままずっと このまま
灯りの消えた飛行場
海と空が溶けるあたり
どうせもうすぐ今日が終わる
このまま朝を待とう
僕の世界はまるで
消しゴムで消せないキズだらけ
大切なことほどいつも
忘れてしまうから
いくつものさよならが交差して
南へ北へ飛んでく また飛んでく
十字星光る
悲しい想いもしたよ 新しい言葉もできたよ
そう君はもうこれ以上は 悩まなくていいんだよ
さよなら愛しい人よ
さよなら愛した僕の日々と 思い出と
朝焼けがもうそこまで来ている
さよならはいつもすぐそばにいて 僕を待ってる
旅立つ君が 優しい嘘を 探している
愛しい人よ さみしくて泣きたい
雨の夜には 君の名前を呼ぶよ
ぼくにしか出来ないことを探してやってきたけど
きみに出会えて生きていく意味を見つけたんだよ
愛しい人よ ありがとう 会いたい
星の夜には 君の名前を呼ぶよ
泣いて笑って さよならを
泣いて笑って 歌えばいい
泣いて笑って 受け止めよう
この愛の歌を
愛しい人よ さよならを重ねた
涙の日々が 僕らを強くする
泣いて笑って 明日になれば
笑って笑って 君は出て行く
泣いて笑って 受けとめよう
この愛の歌を
泣いて笑って さよならを
疲れて眠るまで 歌えばいい
泣いて笑って 受け止めよう
愛の歌を
きみにしか出来ないことをさがして 見つけ出すまで
この歌がいつもすぐそばにいて 君を待ってる
遠くに見える観覧車が 近づいてくるにつれて
僕はなぜか憂鬱な気持ちになった
君が右手を差し出したあの日から 人生は廻り始めて
無防備な そのやわらかさを あたためたんだ
ああ この街の空の上 ゆっくりと飛べるよ
君と二人で 永遠 向かい合って
ああ ピンク色輝いた あの雲の向こうに
何があるかな 君の家が見えるかな
思っていたより大きな車輪が 風を受けて回って
僕は忘れ物をしたような 気持ちになった
すぐまた会えると思っていたから さよならもいわずに
対角線 ゴンドラに乗り 揺られ続けた
ああ この街の空の上 ゆっくりと飛べるよ
僕はひとりで 永遠 許し合って
ああ ピンク色輝いた あの雲の向こうに
何があるかな 君を忘れられるかな
君の家に着くまで 観覧車を数えた
遥か遠く 高架橋の向こう消える 飛行機雲
4つ数えてやめて ささやかな祈りひとつ
きれいごとを並べても 足りないほどに 愛している
いつも遠くで 願い続けた 何も見つけられない
探しても 探しても
なにがどう変わったって 世界が終わったって
いつものように 笑っていて欲しい 君よ ハレルヤ
いつか近くで 笑い合えればいい
息がかかるほど 近づいて 抱き合って
たとえ無理でも むずかしくても
ただ君のことを 飽きもせず祈るよ
愛し合ったり 傷つけ合ったり
けなしてみたり あきらめてみたり
笑い飛ばしたり 一晩中悩んだり
繰り返してぼくら これからも生きて行く
君にあいたい 君にあいたい 君にあいたい
会いにいきたい
終わらない日々にやられ 心にヒビが入っている
カケラをひとつ拾って 海に投げてみたよ
暗闇に手を伸ばして 空回りを繰り返して
いつの間にか遠くまで 来てしまったんだね
あの頃の僕たちを 忘れたわけじゃないよ いつだって
知らぬ間に駆け込んだ中央線
窓からみえた君の家の屋根
部屋に残したままの赤い薔薇
悲しみ強さ全部飛び越えていけ
走り出せ 「大切だ」って 伝える時だろう
最後に踊った日のこと 君も覚えているだろう
君の手が僕を探して 空を仰いでいた
あの頃の僕たちは いつだって笑っていた 夜明けまで
君に出会えて悲しみを知って
悲しみは喜びを連れてきた
終わらない毎日は無いんだと
少しだけ僕を強くしてくれた
待っていて いつもの場所で 星が輝いた
知らぬ間に駆け込んだ中央線
窓からみえた君の家の屋根
部屋に残したままの赤い薔薇
悲しみ強さ全部飛び越えていけ
走り出せ 「必要だ」って 伝える時だろう
泣かないで 上を向いて
いつもの場所で 待っていて
風に乗って 飛び越えていけ
境界線も つぼみをつけたままのその言葉も
時には 君を想い 浮かんだメロディーを
五月の雨のようにさ 届けたいよ
また明日 バイバイ バイバイ 手を振ってた
赤い傘が人ごみにまぎれ 消えたよ
良い時も悪い時でも 何も言わずそばにいてくれた
あの頃の僕らは今でも 宝物です
時には 君を想い 浮かんだメロディーを
まるで手紙を書くようにさ 届けたいよ
いつかまた恋に落ちたら 僕は誰かに手紙を書くだろう
そして新しい歌を歌い始めるだろう
宝物は胸の中に ずっと生き続けてしまうから
五月の雨よ 静かに 洗い流してよ
もう二度と会えない現実も 二人描いた夢も
五月の雨が静かに洗い流すよ
見慣れたはずの笑顔の奥に
一粒の涙が眠ってた
今なら受け止められるのかな
いつまでも降り続けばいいと
心の中で願ってみても
雨上がりの路が輝いた
ビードローズ渾身の3rd ALBUM。
各地へのツアーなど、ライブ活動を精力的に行ってきたビードローズの新しいアルバムがついに完成!
タイトルは、「Rainbow」。 4人の音楽が、より溶け合って一体化したサウンド。
新鮮に心になじむ、新しいビードローズをご体験ください。
「君がいない」「スパイダー」収録。